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五か月ぶりに八ヶ岳へ
2023-02-06
昨年中秋の名月に縦走して以来、5か月ぶりに八ヶ岳へ行ってきました。
今回はテントを背負って泊りです。
昨年の縦走で仮眠したキレット小屋へ、今回はゆっくりとテント泊を楽しむ登山にしました。
テント泊を楽しむとはいっても厳冬期の八ヶ岳なので、場合によっては外気温-20度を下回るとても楽しめる状況ではないのですが・・・
でも今回も満月に近い日にちで天候も晴れが期待できる予報なので、きれいな朝焼けが味わえることに楽しみを求めていってきました。
初日は三ツ頭までは雲がかかっていなかったのですが、その先の権現岳につく頃にはすっかり雲に覆われてしまい赤岳は全く見えませんでした。
権現岳に行く途中これから向かう方向に黒くて動く物体を発見!!まさか・・・と思い、じ~っと目を凝らすと細い脚らしきものが見えた!!
良かった~。
熊じゃなさそう。
今回の登山の一番しびれたところでした。
権現岳の先の長い梯子も難なく進み、目的地のキレット小屋についてテントを張った頃には雪がちらちら舞ってきました。
まだ時間と体力があったので、景色は期待できませんが赤岳へも行ってきました。
ルートが見つけにくいガレ場を過ぎて頂上に着きましたが、景色はやっぱり灰色でした。
お宿に戻り冷え込む夜に備え、温かいご飯を食べいつもよりもゆっくりの睡眠をとりました。
カイロをたくさん用意したので寒くて寝れないこともなく、いつも通りの4時に目覚め出発の準備を始めました。
ご飯を食べてテントをたたんでザックを背負った頃には、月明りで照らされた赤岳の右側が赤く染まってきました。
夜明け前の甲府盆地や諏訪湖、どの景色も白い山の向こうに見えるもので、ここに来ないと味わえない瞬間でした。
前日と打って変わって雲一つない空で朝焼けもその後も最高の雪山日和の景色でした。



雲海と富士山
どうやら熊じゃなさそう
権現岳先の長い梯子
去年よりも雪は少な目
本日の宿
テント前からの夜明け
甲府盆地
諏訪方面
日の出と富士山
青すぎる空
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